2016年11月23日
今年は個人的にですが、喪に服している年だったので、
小さくする説もあったりし、どうしようかなーと思いながら赴いたのですが、
このおかめにしめ縄が巻き付いている熊手を見たら、
大きさとか関係なく、もぅこれだ!という感じで、即買い。
喪に服す気分と同調して、あまり飾らない素敵な今年の熊手。
お店のおばあさんも「実はうちらもこれが一番好きなのよ〜」って言ってました。
なんともかわいいしね。
それでも、このしめ縄は、ほどけば3mもある大物。
けして地味ではないのです。
地味にすごい。(なんかのドラマのような、、、)
それにしても、酉の市は粋です。
買い方を伝授しましょう。
ほしい大きさやデザインを決めます。
最初はかなり小さいものからスタートでよいと思います。
それが決まったら値段を聞きます。
そして値引きをするんです。
そして値段が決まったら、なんと!
そのまけてくれた分を“ご祝儀”として渡すんです。
結局、元値を払うわけですが、
ご祝儀を払うことで「旦那」気分を味わい、そして、
「パウダールームさんの商売繁盛を願いましてぇ〜、、、よ〜おっっ!」
周りのお客も巻き込んで、3本締めを威勢良くしてもらった日には、
本当に肩から何かが飛んでいった気分になりました。
こういうことも、風習のようなものですが、大切なだなぁと思います。
お金の話ではなく。
生活。
生きて活き活きすること。
そんな感じ。