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初期の開発時点から一緒に参加させていただき、発売まで2年以上かかった商品です。中身もデザインも幾度も検証と変更を重ねて、できあがった思い入れのある商品です。エアーのような軽い仕上がりになることから、難しいと言われながらも透明にこだわり開発していき、その透明をいかせるデザインを試行錯誤しました。新しいカテゴリーの商品に見えるように。でも柔軟剤とわかるように。複雑だけど重くなく軽い香りを伝えられるように。。。お題はたくさんありました。
表面の有機的な窓は、色違いであると同時に、その香りの特性グラフから形をデフォルメしています。なので、それぞれ香りによって形が違うのです。それをこのボトルの窓としました。その窓から奥を覗くと、液体の向こうに草原が広がっています。そのボトルの香りを表現しながらも、風か吹いているような気持ちの良い草原を目指しました。これはボトルを覗かないと見えない草原です。それにより、香りが前面にないので、強い香りに見えず、控えめな香りであることを表現しています。透明液体の奥に見える香りの草原です。
透明部分以外は、半透明でコントラストをつけ、上質感もありつつ透明が立つような仕立てにしています。
Cliant:LION
AirDirection & Design: 不破朋美
Design: 大沼真紀、長谷川恵理、仲田千恵
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