『LIKE A BOUQUET』ー まるで花束を贈るように ー というギフトバックをつくりました。
袋に印刷された花が、口をくしゅくしゅっと止めるだけで、まるで花束のような形状になり、どんなものでも「まるで花束を贈るように」渡せます。

ずっと作りたかったアイデアで、実は10年近く考えていたのですが(ずっと頭にありながら印刷コストの壁もあり、腰が重くダラダラ過ごしていただけなのですが、、)ある日、急にやりたくなりいろいろ模索し、サンプル袋を買いあさり、庭から花や葉を持ってきたり買ったりして、自分で白バックで撮影したりして、袋の質感や大きさ、デザインを決めて、第一弾はすぐに仕上がり、いざ販売スタートしようとWEBサイトも作っていたのですが、、、、ふと、このアイデアは誰でも真似が出来てしまうのではないか?デザインの質は別として、技術的には誰にでも出来るし、どこかのブランドで真似されたらおしまいだし、100円ショップで簡易的なものが売られていてもおかしくないな、、、。アイデア自体に権利を持たせられないものか、、と心がザワザワしたので、一旦販売をストップ。
商標なら今までも経験あったのですが、それとも違うし、特許ほどの発明ではないから、もっと小さな権利って何かあるのか?そんな権利ないかもしれないのか?というところからのスタートでした。
弁護士先生に聞いてもなかなか専門の弁理士がいないということで、どうしようかと、特許庁サイトを見ていたら実用新案という権利には印刷物が多いことに気づき、知り合いの印刷会社の社長に聞いたら「実用新案ならうちとってますから、弁理士ご紹介しますよ!」と、この分野が得意な女性の弁理士さんをご紹介いただけました。
図案もすぐ作って頂けて、2022年の夏には申請書を出し、同時に商標も取りましょう!ということになり、2022年10月には実用新案「登録第3239515」、2023年1月に『LIKE A BOUQUET』の商標を取得できました。
晴れて特許庁のサイトに載っています。うれしいものです。
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実用新案とは、物品の形状、構造、組み合わせに係る「考案」を独占排他的に実施する権利であり、
実用新案法によって規定される産業財産権である。
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と難しいことが書いてありますが、形などに対する「考案」が主で、一言でいえばちょっとした発明とのこと。「布団たたき」「消しゴム付き鉛筆」などもそうらしいです。
今後、イラストなどの花束もつくってみたいと思っていますし、
布の袋などの質感にもしてみたいし、、、などとやりたいことがたくさんです。
もしオリジナルの『LIKE A BOUQUET』を作ってみたい方、既存のデザインを流用して自社のラッピングにしたいかたなどいらっしゃったら、気軽に声かけてください。
自分でもいろいろ作っていきたいと思っています。
おたのしみに〜
『LIKE A BOUQUET』はオンラインショップやcreemaでも発売しております。
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