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空気感がうるおう話


最近、緑やお花をあつかうお仕事が続いたので、 打ち合わせなどで、生の花や緑をいただく機会がつづきました。 事務所に生の花や木を飾ると、一変して、うるおいます。 実際の空気もそうですが、何か、空気感も、というか。

切り花が苦手でした。 今はそうでもないのですが、 畑の土の上で咲いているなら寿命を全うできるのに、 切られてしまったら1週間しかもたない命が耐えられなかったというか。 なのですぐドライにするくせがあり、 でも、最近は少しは楽しめるようになり、 それは切り花には、切り花の人生があるんだとわかった気がしたから。 なので、少し楽しもうと花瓶に飾っていたお花が、 今日事務所にいったら、かわりいドライへの道を歩んでいるではありませんか。 これはきっと、妹のしわざです。 きれいに花の種類も分けて、均等に配置してあります。

やっぱり、ドライってキレイ。 ま、理屈をいろいろ言いましたが、ドライの佇まいがきっと好きなんでしょう。 、、、、なんていうことを、 お花ひとつ事務所に来るだけで、いろいろやることが増え、 花を飾り水やりの心配をし、捨てずにおくことに一生懸命になり、人とそれについて語ったりする。 きっとそういう行為が、空気感をうるおわせるんだろう、なんて考えます。 そういう事務所でありたいし、そういう仕事をしていたい、なんてことも考えます。

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