今年は個人的にですが、喪に服している年だったので、 小さくする説もあったりし、どうしようかなーと思いながら赴いたのですが、 このおかめにしめ縄が巻き付いている熊手を見たら、 大きさとか関係なく、もぅこれだ!という感じで、即買い。 喪に服す気分と同調して、あまり飾らない素敵な今年の熊手。 お店のおばあさんも「実はうちらもこれが一番好きなのよ〜」って言ってました。 なんともかわいいしね。 それでも、このしめ縄は、ほどけば3mもある大物。 けして地味ではないのです。 地味にすごい。(なんかのドラマのような、、、)
それにしても、酉の市は粋です。 買い方を伝授しましょう。 ほしい大きさやデザインを決めます。 最初はかなり小さいものからスタートでよいと思います。 それが決まったら値段を聞きます。 そして値引きをするんです。 そして値段が決まったら、なんと! そのまけてくれた分を“ご祝儀”として渡すんです。 結局、元値を払うわけですが、 ご祝儀を払うことで「旦那」気分を味わい、そして、 「パウダールームさんの商売繁盛を願いましてぇ〜、、、よ〜おっっ!」 周りのお客も巻き込んで、3本締めを威勢良くしてもらった日には、 本当に肩から何かが飛んでいった気分になりました。
こういうことも、風習のようなものですが、大切なだなぁと思います。 お金の話ではなく。 生活。 生きて活き活きすること。 そんな感じ。
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