ジャバンパッケージングコンペティション2024(JPC)で、
デザインを担当させていただいた「LION ソフランAiris」が一般雑貨部門賞をいただき、
受賞式に招待して頂きました。
素敵な商品を作った勇者が集まり、熱いお話を聞き身が引き締まりました。
審査委員長の加藤芳生さんのお話も面白く、柳宗悦「民芸の趣旨」の中の一説から、民藝をパッケージに置き換えてお話してくれました。
パッケージ(民藝)は、親切で真摯的で健康的を示す。使えば使うほど親しみが沸き、質素であっても粗悪であってはいけない、豪華でも変体的でもいけない。無実の美がパッケージ(民藝)である。というような内容でした。
「無実の美」。その一言にすべてが表されている気がしました。
これを表現するために、商品の中身と消費者のことを真摯に考えるということです。一番難しく、一番やりたいことです。
その後、加藤さんともお話もさせていただき、本当に素敵な会でした。
加藤芳生さんといえば、サントリーの一次代をつくったアートディレクターです。
BOSS、CC.LEMON、なっちゃん、金麦、伊右衛門、、、などなど、ヒット商品ばかりの大大大先輩です。
LION Airisは「ふわりとした香りが漂ってくるようなデザインは、ランドリールームに彩りを与えそうだ。いくつかの香りを並べてみたくなる。」という、素敵な評をいただきました。
こんな素敵な商品に関わらせていただき、クライアントであるLIONさんに深く感謝し、今後も精進していこうと思った1日になりました。
Comments